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インタビュー事例紹介 vol.5
「孫世代の推しにパワーをもらう! 69歳女性の輝くアクティブライフ」
パイルアップ株式会社(本社:東京都渋谷区南平台町16-25 養命酒ビル11F 代表: 高田 歩)は、自社が運営する会員ネットワーク「SOLPANEL(ソルパネ)」及び、独自のネットワークを通じて、インタビューを実施しました。
背景/目的
- インタビュー調査を実施するにあたり、目的に合った対象者を探し出し、選定する作業は苦労が絶えません。
- 当社には適切な対象者を集め、選定するノウハウがあり、それを可能にする人的ネットワークがあります。当社はそれらを用いて、目的に合致する、信頼できる対象者をリクルートすることが可能です。
- 今後も様々な方のインタビューを予定しています。企業のマーケティング課題に沿った対象者を集められるよう、引き続き取り組んで参ります。
インタビュー事例紹介 vol.5:推し活インタビュー

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M・Yさん(69歳)
練馬区在住。元々は夫+長女+長男の4人家族だったが、夫とは約3年前に死別。アパートや駐車場、店舗の管理を行う不動産オーナー。現在は自己所有のマンションで一人暮らし。娘家族が同じマンション内に暮らしており、3歳と6カ月の孫の世話を日常的にサポートしている。昨年中型二輪免許を取得し、パドルテニスやレザークラフトなど趣味も多彩。Snow Manのラウール推し。
- 69歳とは思えないほど多趣味でアクティブな生活を送っていますが、普段の一日はどのようなスケジュールで過ごしていらっしゃいますか?
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- 朝起きたら、スマホをチェックしてラウールのInstagramや、出演しているYouTubeを見てます。その後は、孫を保育園に送り届けたりして、いつもバタバタですよ。そういう用事というか、やることが終わってから、パドルテニスをしたり、昨年中型二輪免許を取ったので、バイクに乗って近所に出掛けたりとかですね。
- 中型二輪免許を取得したのは何がきっかけですか?
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- 昔から乗りたいと思ってたんですよ。それで、タイミングっていうか、パドルテニス仲間に、「僕も取るから一緒に取ろうよ」って言って誘ってくれた人がいて。結局その人は取らなかったんだけど。
- 旅行にも行きたいんだけど、行ける友達がいないんです。一人で行くとなると、何かあったとき周りに迷惑かけちゃうでしょ?バスでソロツアーとかもいいかなって思ったけど、どうせ一人ならバイクで自由気ままに遊んでる方が楽しいかなって考えに行きついたんですよ。
- 中型二輪の免許取得はお子さんに止められませんでしたか?
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- 最初は止められました。この歳でバイクの免許取るなんて言ったら誰だって止めるけど、言ってやるのよ。「バイクで死んでもいいから」って(笑)。あと、原付は速度制限で大型車に抜かれるから運転してて怖かったけど、中型はスピード出せるから車の後ろについていけば、流れに乗れるの。だから逆に怖くないんです。もっと大きいバイクなら高速とか乗れるけど重たくて起こせないから、原付よりちょっと大きい125㏄にしました。

- 普段から運動もされているそうですが、パドルテニスを始めたきっかけは?
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- 隣が小学校の体育館で、10年くらい前に家を建てたんですけれど、いつも隣からポンポン音が聞こえていて、なんか運動したいなと思って見に行ったらパドルテニスだった。60歳過ぎてから始めたんですよね。パドルテニスは通算9年続けています。
- ずっとパドルテニスを続けてらっしゃる理由や、パドルテニスの魅力を教えてください。
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- 楽しい。向上心というか、うまくなりたいっていう気持ちがあるときは楽しい。面白いんですよね、結局。勝負事って楽しいです。性に合ってるんだと思います。
- 身体を動かすだけでなく、インドアの趣味として、レザークラフトもやられているそうですが、こちらを始めるきっかけは何でしたか?
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- 前からやろうと思っていて、手縫いの革細工の体験みたいなのに一度行ったんですよ。これも9年くらい前かな。お金にちょっと余裕が出てきたくらいの頃で、体験で実際に小物を作ってみたら楽しくて。習い事の検索ができるWEBサイトがあって、革細工の教室で検索して、調べて見つけました。
- でも、今は休業中。作っても作っても、売ろうと思ったんだけど、なんかもったいない。作ってくれって言われても、安い金額で出すんだったら売らない。これなんか売ると、1万円以上するらしい。だけど、習っている先生の作品を見ていると、私が売るなんておこがましいなと思って。
- 作品をInstagramにアップされているそうですが、Instagramの楽しさは?
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- 承認欲求とか、自己満足ですね。こういうのできるんですよ、みたいな、それだけ(笑)。自分が気になる人はフォローするけど、お友達はほとんどフォローしない。別にお友達と繋がるためにやってるわけじゃないから。自己満だから。
Snow Manラウールに一目惚れ。推し活ライフがもたらしたポジティブな変化を語る。
- では、推し活についてお聞きします。Snow Manのラウールさんを好きになったきっかけについて、詳しくお聞かせいただけますか?
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- コロナの頃に、パドルテニスがお休みになってできなくなっちゃったんで、週に3回くらいやってたのにやれなくなっちゃったりしてたんです。でも、やっぱり運動した方がいいと思って家でできる体操でもしようとYouTubeで動画を探してたら、偶然Snow ManのTGCの動画が出てきて、何となく見てたらラウールがモデルをやっていたんです。「この子、華があるな、踊り上手いな、スタイルいいな」って思って、一目ぼれに近い感じですかね。
- それまでは、華があるって言葉の意味がいまいちわかってなかったけど、Snow Manの中で、みんな背が高いのに、彼にだけ目が行ったんです。「これが華があるということか」ってわかった気がしました。画面映えするというか。今は、孫を見るような気持ちで応援してます。頭もいいし、踊りもうまいし、ラウちゃん手足が長いから映えるんです。
- ラウールさんのどのようなところに、特に魅力を感じていらっしゃるのでしょうか?
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- ラウちゃんは地頭の良さがある。若い割にすごい色んなことを考えていて、努力家だし、かわいいし、スタイルも異次元だし、踊りがうまいし、お兄ちゃんたちの中に入ってよく頑張ってるなって。モデルの仕事もするようになってパリコレもでるようになって。見れば見るほど、どんどん魅力的だなって気持ちになって。いまはただ応援してる。目黒さんはファンがいっぱいいるから、がんばれラウールって。

- ファンクラブにも入会されたんですか?
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- 友達に「この子、観たいんだけどどうすればいいの?」って聞いたら、「ファンクラブ入らないと無理よ」って言われて入りました。彼女には「チケット余っちゃったんだけど行かない?」って誘ってもらって、コンサートにも行ってきました。娘のお友達にも舘様のファンがいたりもして、情報を追いかけてたら、私もだいぶ詳しくなっちゃった。
- 推し活の内容は?
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- ライブに行ったり、グッズを買ったり。DVDが同時に3枚リリースされると、ジャケットが違うのと、中身も若干違うから、全部買います。娘と折半ですけどね。この年になると断捨離が必要だからモノはあまり増やしたくないし、本当は1枚でいいんですけどね。ライブグッズはコンサートごとに買うんだけど、チケット当たらないのに買ったって仕方ないでしょって思いつつ、コンサートの時しか使わないのにペンライトを買っちゃいましたね。
- ペンライトは実際に使う機会ありました?
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- 使いましたよ。周りの人たちとつい一緒になって振っちゃった。いや、もう自分じゃないみたいで。コンサートって楽しいけど、夢が一瞬で終わっちゃう感じですよね。
- 今までに同じ熱量で何かにハマったことはありましたか?
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- ないです、ないです。暇がない。忙しすぎちゃって。一生懸命仕事しないといけなかったし、お金持ちじゃないから。65過ぎると年金も出るじゃないですか。それもあったかも。
- 推し活を通じて、何か新しい出会いや広がりはありましたか?
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- ありましたよ。私、いい歳してっていうのを一旦置いて、恥ずかしがらないで、推しの話をするんです。そうすると、若い人が「うちの娘、目黒君が好きなのよ」っていう話になったり、Instagramに投稿したり人に話したりすると、話が広がったりします。やっぱり色々趣味を持ってると楽しいですよね。
- 推し活をされることで、普段の生活や気持ちにどのような変化がありましたか?
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- InstagramとかSNSのコメント見てると、たまに、「孫のようなラウールのファンです」とか書いてる人がいるんですよ。コンサート会場でも、誰のファンか知らないけど同じくらいの世代の方がいたりするとちょっとホッとします。ファンの方はほとんどが若い人たちだから、私なんか浮きまくりですけど、そういう場所に行ったときに少しでも浮かないように、って若く見えるように頑張ってます。それが前と違うところかな。
- あとはやっぱり、生活の中に楽しみが増えました。テレビを見たり、InstagramやYouTubeを見る時間がすごい増えて、増えすぎちゃってどうかなとも思いますけど。あ、あと、肘を痛めましたね。
- ペンライトを振って痛めたんですか?
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- いえ、彼よくInstagramを更新するからこまめにチェックするんですけど、肘をついた状態で、ずっとスマホで見ていたからですね。パドルテニスで痛めたのかなって最初は思ったけど、利き手じゃないほうの肘が痛くなるのはおかしいなと思い、友達と話してたら、スマホ肘ってのがあるって聞いて。他に思い当たる節がないから、それだ!って確信しました!笑っちゃうでしょ(笑)

- 推し活にかけている金額(年5~8万円)について、ご自身ではどのように感じていらっしゃいますか?
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- 推し活に使っている金額は、その時その時で違うから何とも言えないんですけど、でもそんなに使ってないですよ。コンサートがあるときは、会場の場所によってホテル代とか交通費とかかかるから5~8万円どころじゃないこともありますけど、ファンクラブの会費は(年間)4,000円くらいだし、あとはCDを買ったり、グッズを買うくらいです。
- 推し活のことについて、お子さんは何と言ってますか?
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- 娘は一緒に(コンサート)行ってるからね。息子は特に興味なさそうで、何もいわない(笑)。言っても「ふーん、ふーん」って感じで。
- 今後推し活はどんなふうに続けていきますか?
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- 今のままかな。ただ、DVDとか買っても保存してあるだけでなかなか観る暇がないから、そういうのはどうしようかなって感じですけどね。
- 69歳でこれほどアクティブに人生を謳歌されていますが、同世代の方々、あるいは若い世代の方々に伝えたいメッセージはありますか?
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- 私の周りはパドルテニスやってる人とか、自分の体をちゃんと最後まで動かそうと意識して楽しみながら努力してる人が多いから、歳を聞いてびっくりするくらい若々しいんですよ。だから、街を歩いていてお年寄りを見かけると、運動した方がいいよって思います。運動は結構しんどい事も有るんですけどね。でも、いつからでも遅くないから、とにかく、そういうことに目を向けた方がいいんじゃないかって。
- 私、昨年は体重落とすためにジムに通って5キロ落としたんです。それまでは体が重かった。正直この年でそんなに体重を落とせるとは思ってなかったけど、やれば意外とできるんだなと思って。
- 人生を楽しむ秘訣は?
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- 今まで大変な時期もあったけど、「私がいるから大丈夫よ」って精神的に支えてくれる娘がいるから、本当に幸せです。そうした支えがあって、タイミングよくハマれるものに出会えて、ご飯を食べていく以外に多少の余裕があったから、いま楽しめているんだと思います。人それぞれ経済事情が違うし、身近な人と同じことを趣味にできないこともあると思うけど、やっぱり食べていく以外のお金も多少あると、選択肢が増えていいなとは思います。ちょっとした余裕が無かったら、こんなに楽しんでなかったと思います。
